後飾り
後飾り祭壇(あとかざりさいだん)は、
一時的に遺骨を安置する飾り壇のことを指し
火葬が終了してから四十九日の納骨まで、遺骨を祀り、亡くなった方を偲びます。
後飾り祭壇を中陰壇(ちゅういんだん)とも呼びます。
また、通夜や葬儀に参列できなかった人が弔問に訪れる際にも
お参りする場所となります。
後飾り祭壇の設置場所は、
自宅に仏壇がある場合は仏壇の前や脇に置きます。
仏壇がない場合は、室内の西側または北側に設置するのが一般的です。
設置場所を選ぶ際には、
遺族がお参りしやすい場所や弔問客が通しやすい場所を意識しましょう。
ただし、太陽の直射や湿度の高い場所は避けるべきです
後飾り祭壇にはお供え物をします。
季節の物や皆様から頂いたもの
生前好きだったものなど。
お供え物は、痛む前に下して頂くことも
ご供養の一つだと言われます。
小笠原