エンディングノート

終活の第一歩としてノートを使うのはとても分かりやすい手段です。

自分自身が、何を思い、何を考えているのか

書くことによって、見えてくるものもあります。

エンディングノートは、人生の終わりに向けて、

自分の希望や意志をまとめておくためのノートです。

これにより、残された家族や友人に自分の思いを伝え、

葬儀や遺品整理などの手続きをスムーズに進めることができます。

エンディングノートの内容には、以下のような項目が含まれることが一般的です。

  1. 個人情報: 名前、生年月日、住所、連絡先など。
  2. 医療に関する希望: 延命治療の希望や医療代理人の指定など。
  3. 葬儀に関する希望: 葬儀の形式、場所、参列者、葬儀費用の支払い方法など。
  4. 遺産に関する情報: 遺言書の有無、財産の分配方法、相続人の指定など。
  5. デジタル遺産: SNSやメールアカウントの処理方法、パスワードの管理など。
  6. 感謝の言葉: 家族や友人へのメッセージ、感謝の気持ちなど。

エンディングノートは法的効力を持つものではありませんが、

自分の意思を明確にし、

家族や友人が迷わずに対応できるようにするための重要なツールです。

定期的に見直し、必要に応じて更新することが大切です。

また、エンディングノートを作成する際には、

信頼できる家族や友人にその存在と保管場所を伝えておくことが重要です。